二井観光園 連休中に想定以上の来園者、ブドウ狩り一時中止【山陽小野田】
山陽小野田市有帆大休の二井観光ブドウ園(二井一夫社長)では、収穫の最盛期とお盆休みが重なり、連休がスタートした10日からの3日間に多くの人が訪れた。お盆期間中のブドウ狩りに充てていたハウスのブドウがすべて無くなり、12日からブドウ狩りを一時中止。17、18日には再開できそうという。 同園では、約2万平方㍍の敷地で8月初旬~9月末に収穫して販売できるよう、栽培法を変えながら巨峰を中心に15種類を栽培している。 10、11日には、ブドウを買い求める客とブドウ狩りを楽しもうという客が、午前9時の開園から午後4時半の閉園まで絶え間なく来園。想定以上の来園者に、12日は急きょブドウ狩りを中止した。 12日に、ブドウ狩りに母親らと来園した佐川風和さん(恩田小5年)は、摘みたての巨峰6個分が入った名物のソフトクリームを手に「残念だけど、これを食べて我慢する。夏休み中にもう1回は来たい」。母親のつぐみさん(51)は「ここのブドウが好きで毎年3回は買いに来るが、ブドウ狩りの中止は初めて」と驚いていた。 二井社長は「隣のハウスのブドウは17、18日には収穫できそう。それまではブドウ狩りは休まざるを得ない」と話した。