50代前半の会社員で定年退職後も働きたいと考えています。働き方として「再雇用」「再就職」「起業」の3つがありますが、それぞれの特徴はなんでしょうか?
やりたい仕事が生涯できる「起業」
起業をすると、自分の好きなことややりがいを優先して仕事ができます。決して「やらされる仕事」ではありません。1人で仕事を行うことができ、気楽です。また、うまくいけば現役時代より多くの収入を得られる可能性があります。ただし、給与が保証されず、失敗するリスクもあり、不安定であり、さらに厚生年金に入ることができない場合もあります。 もし、生涯現役を目指すならば、起業することもおすすめです。
まとめ
定年後も働き続けるのであれば、3つの選択肢があります。安定を求めるなら「再雇用」、長く働きたいなら「再就職」、そしてやりたい仕事を生涯続けるなら「起業」です。それぞれにメリット・デメリットがあるので、自身の定年後のライフプランに合わせ、じっくりと考えて、選択することをおすすめします。 出典 総務省統計局 労働力調査(基本集計) 2023年(令和5年)平均結果 内閣府 令和6年版高齢社会白書(全体版)(PDF版) 厚生労働省令和5年「高年齢者雇用状況等報告」の集計結果を公表します 執筆者:水上克朗 ファイナンシャルプランナー、CFP(R)認定者、1級ファイナンシャルプランニング技能士、DC(確定拠出年金)プランナー
ファイナンシャルフィールド編集部