耶馬渓ダムの貯水率50%台に 中津市が節水呼びかけ 雨不足続けば「取水制限」も 大分
大分放送
梅雨明け以降の雨不足で、大分県中津市の耶馬渓ダムでは貯水率が60パーセントを割り、市が節水を呼びかけています。 【写真を見る】耶馬渓ダムの貯水率50%台に 中津市が節水呼びかけ 雨不足続けば「取水制限」も 大分 中津市などの水がめとなっている耶馬渓ダムでは、梅雨明け以降、雨の日が少なく山国川流域の今月の雨量は3.4ミリにとどまっています。生活や産業用水を確保するため、8月1日以降、ダムの放流量も増やしている影響で、15日時点で72.6パーセントあった耶馬渓ダムの貯水率は22日午後4時現在、53.1パーセントまで低下しています。 (国交省山国川河川事務所・南知浩事業対策官)「このまま水位が下がり続けると河川の状況も厳しくなってきますので、水を利用されている方々も取水制限等を検討されていくことになると思います」 貯水率が60パーセントを下回ったことから中津市は市民に対し2年ぶりの節水を呼びかけています。 (中津市上下水道部 総務経営課・泉隆介課長)「ちょっとした工夫で使用量を減らせると思うので、水は大切な資源ということを意識して使用していただきたい」 雨不足が続き、貯水率が40パーセントを切った場合、取水制限を開始する可能性があり、来週にも関係機関が対応を協議する予定です。
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