「イカゲーム2」の設定に「SW」ジェダイVSダース・ベイダーをイメージ
Netflixで配信され一大旋風を巻き起こした韓国ドラマ「イカゲーム」のシーズン2(配信中)では、イ・ジョンジェ演じる主人公ソン・ギフン、イ・ビョンホン演じる謎の人物の設定を、「スター・ウォーズ」のジェダイとダース・ベイダーにたとえていることを監督・脚本のファン・ドンヒョクがオフィシャル資料のインタビューで明かしている(※一部ネタバレあり)。 【画像】超豪華!シーズン2の参加メンバーたち 本作は、膨大な借金や深刻なトラブルにより人生を諦めかけた者たちが、“人生一発逆転”できるほどの高額賞金を巡り、子どもの遊びになぞらえた「負けたら即死」のゲームに身を投じるサバイバルスリラー。約3年ぶりの続編となるシーズン2は、人生詰みかけだった気弱な男ソン・ギフン(イ・ジョンジェ)がゲームで優勝してから3年後が舞台。ギフンは、謎に包まれたゲームの支配人フロントマン(イ・ビョンホン)の正体を明らかにし、ゲームに終止符を打つことを決意する。
~以下、シーズン2のネタバレを含みます~
シーズン2ではフロントマンがイノ(001番)としてゲームに参加。ギフンと彼の対決が物語の軸となるが、ファン監督はこの設定について以下のように語る。
「シーズン2では、ギフンが再びゲームに舞い戻ったところから、イノとギフンの対決が物語の主軸となります。それは肉体的な対決ではなく、信念の対決です。ダース・ベイダーのように生きる道を選んだイノは、自分の考えが正しいこと、つまり誰だって彼自身のように行動せざるを得ないことを証明しようとします。一方ギフンはそれは違うということ、つまり誰だって自分より他の人のための行動を選べることを証明したいと考えています。イノという存在が、ギフンをゲームに戻して彼を試すだけでなく、自らもゲームに参加してギフンに試練を与え続けるものであって欲しかったのです。そしてイノは、イルナムがゲームについて抱いていた感情について語っています。あの世界に戻ってドーパミンがあふれ出るような高揚感を再び味わいたい、という衝動のことです。イノが参加者として登場すれば面白くなると思いました。もし彼が001番として現れ、イルナムとはまったく対照的な選択をするなら、それは非常に興味を引く展開になると思いませんか?」