旅行シーンに「Expedia」の広告 番組の文脈に合った「コンテクスチュアルオーバーレイ広告」ABEMAで実証実験
動画配信サービス「ABEMA」は11月28日、番組内の特定のシーンや場所に関連する広告を、映像の枠内に表示する「コンテクスチュアルオーバーレイ広告」の実証実験を、恋愛リアリティーショー「花束とオオカミちゃんには騙されない」で12月1日まで行うと発表した。 「コンテクスチュアル広告」(文脈広告)は、テキストメディア対象に、Webページのキーワードや画像などを解析し、その文脈に合った広告を配信する手法。これを動画に応用し、番組内のシーンや場所を解析して関連する広告を画面の隅に表示する。 今回、旅行サイト「Expedia」が広告主として参加。海外のシーンなど旅行と関連性の高い画面内に、Expediaの広告を掲示する。12月1日までの「見逃し配信」と「一挙放送」で実験を行う。 広告主は訴求したい商品やメッセージと関連性の高い場面でブランドストーリーを伝えることができ、視聴者は視聴を中断されることなくブランドメッセージを受け取ることができるため、良質な広告体験として広告効果も期待できるとしている。
ITmedia NEWS