衆議院選挙山口2区、岸信千世氏と平岡秀夫氏が互角の戦い…岸氏の無党派層からの支持2割弱
27日投開票の衆院選で、読売新聞社が22～24日に行った世論調査に取材を加味し、山口県内3小選挙区のうち激戦となっている山口2区の終盤情勢を分析した。自民党前議員と立憲民主党の元議員が一歩も譲らぬ展開を繰り広げている。ただ、2割弱の有権者が投票先を明らかにしておらず、情勢は変わる可能性がある。 【写真】平岡秀夫候補、岸信千世候補
序盤情勢（15、16日）に続き、岸と平岡が互角の戦いとなっている。
岸は自民、公明の両支持層のそれぞれ7割半ばを固めた。ただ、他党支持層への浸透が進んでおらず、無党派層からの支持も2割弱にとどまっている。
平岡は立民支持層の9割超を固め、維新や国民、れいわの支持層にも浸透。無党派層の約半数の支持も得ている。年代別では40歳代や60歳以上の支持が厚い。（敬称略）
◇2区◇ 平岡 秀夫70立元《5》 岸 信千世33自前《1》 〈候補者一覧の見方〉届け出順。年齢は投票日現在◇党派は自＝自民、立＝立民◇新旧は、前＝解散時の議員、元＝当選歴のある人◇《 》内の数字は当選回数
