東大名誉教授がすすめる、子どもの自己肯定感を上げるために「親がすべきたった1つのこと」
開成の元校長もオススメされている、自己肯定感を上げる「家庭でできること」
引き続き、開成・元校長の柳沢さんのご著書より引用をします。 ーーーーーーーーーーーーー 子どもが家庭経営にもっと参加する時間を作りましょう。 たとえば、家族の食事担当になるのです。 (略) とにかく本人に全部を任せてみたら、何かが変わります。 そして、「できた」自分に、自信を持てるようになるでしょう。そのためにも、多少失敗はあっても、「おいしい」と褒めながら食べましょう。 ハーバード・東大・開成で教えてわかった「頭のいい子」の親がしている60のこと より ーーーーーーーーーーーーー
この本を拝読し、今年の夏休みは小学2年生の息子に「お昼ご飯担当」をお願いしました。(私が在宅勤務の日に限ってですが) 献立を考え、1人で買い出しをして、調理、後片付けまで全てです。主菜はお惣菜で副菜だけ調理することもありましたが、週2回程度を1ヶ月間やり遂げました。 印象的だったのは「自分の働きで家族が喜んでくれる」という息子の満足そうな顔です。自己有用感をも感じているようでした。 さすがに、食事の支度一通りをまるっと任せるのは小学生にならないと厳しいとは思うものの、幼児さんでもできることはあります。 我が家では3歳ごろから子どもたちに包丁を持たせて、料理に子どもを巻き込んできました。実はこれ、「台所育児」と言って、教育に熱心な親の中で密かにブームになっているのです。 台所育児の中でも、我が家のおすすめの料理を紹介いたします。
私がおすすめしたいのは「休日のピクニック用のお弁当作り」です。 おかずやおにぎりは親が用意をして、子どもはピックに刺したり、紙カップに移したりするだけ。たったこれだけのことでも、子どもは「できた!」「自分でお弁当作れた!」という達成感を感じます。 慣れてきたら、 ・調味担当 ・混ぜる担当 ・きゅうりを切る担当 ・おにぎりを握る担当 など段階的に調理にも参加させて、最終的には ・きゅうりの胡麻和え ・プチトマトの塩昆布あえ ・ウィンナー炒め ・卵焼き など簡単な1品をおまかせしていくという流れが親子でストレスないかなと思います。 サンドイッチ弁当も簡単でおすすめです。