フジテレビ取材パス没収解除 ＮＰＢ・井原事務局長が経緯説明 信頼関係損なうも「一度お話を」
日本野球機構・井原敦事務局長は１１日、都内での実行委員会後、日本シリーズのフジテレビの取材証没収問題について言及し、「信頼関係が著しく毀損（きそん）されたという認識」による判断だったと明かした。 【写真】視聴者数は日本では過去最多 フジ放送のドジャース世界一の視聴率は８・７％ 他局で日本シリーズがナイター中継された時間帯にフジテレビが米大リーグ、ワールドシリーズのダイジェスト番組を放送したことを問題視した。日本シリーズの地上波完全中継はテレビ局、スポンサー、１２球団、ＮＰＢの協力体制で成り立ってきたが「その協力体制が損なわれる」と説明。事態を重く見たＮＰＢはフジテレビに対し１０日まで侍ジャパンの取材証も発行していなかった。 この日、１２球団の方針が決まり今後はフジテレビに取材証が発行される予定。「協力体制を固めていく、深めていく方向でフジテレビさんとは一度お話をしたい」との考えを示した。
