日経平均は一時39,000円台に乗せるも、投資家は“節目”意識か…53.12円高の38,700.87円で取引終了【9月2日の国内株式市場概況】
2024年9月2日(月)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。 【画像】「30年間、毎月1ドルずつ」積み立て投資をすると…
9月2日の日経平均株価は、先週末の米株高や足元の米株高・円安を受けて朝方上昇してはじまりました。指数は一時約1ヵ月ぶりに39,000円台をつけるなど好調でしたが、その水準では利益確定や戻り待ちの売りが優勢となり、マイナスへ転じる展開に。その後、日経平均株価は大引けにかけて小幅に上昇、前日比53.12円高の38,700.87円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが132銘柄、値下がりが89銘柄、変わらずが4銘柄。 日経平均株価の寄与度上位は、アドバンテスト〈6857〉、TDK〈6762〉、ファーストリテイリング〈9983〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、京セラ〈6971〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、中外製薬〈4519〉、東京エレクトロン〈8035〉、ディスコ〈6146〉、レーザーテック〈6920〉、第一三共〈4568〉となりました。 また、東証プライム市場の売買高は14億0,100万株、売買代金は3兆3,216.01億円となり、前日と比べて減少。 業種別では、非鉄金属、銀行業、その他金融業、保険業、証券業などが上昇した一方、医薬品、海運業、陸運業、不動産業、食料品などが下落しました。 東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がACCESS〈4813〉で+184円(+15.37%)の1,381円、2位がラクーンホールディングス〈3031〉で+85円(+14.76%)の661円、3位が日本システム技術〈4323〉で+206円(+12.05%)の1,916円となりました。 一方、値下がり下位は、1位がアンビスホールディングス〈7071〉で-223円(-8.99%)の2,257円、2位がホーチキ〈6745〉で-205円(-8.88%)の2,104円、3位が住友ファーマ〈4506〉で-41円(-6.13%)の628円で取引を終えました。 なお、年初来高値を更新したのは47銘柄、年初来安値を更新したのは1銘柄でした。
THE GOLD ONLINE編集部