超満員だったのは? Jリーグ収容率ランキング18位。驚異の98%も!? まさに史上最高のシーズンに
2024シーズンの明治安田生命Jリーグは全日程を終えた。スタジアムの盛り上がりを知る上で観客動員数は重要な指標だが、収容可能人数に対してどのくらい埋まったかというのも大事だ。スタジアムを満員にしたのはどのクラブか。今回は、2024シーズンにおけるJ1からJ3までの各クラブのリーグ戦収容率を計算。スタジアムを熱気で満たしたクラブを、ランキング形式で順位ごとに紹介する。
18位:ファジアーノ岡山 本拠地: シティライトスタジアム(15,479人収容) 平均入場者数:9,188人 平均収容率:59.4% 来シーズンからクラブ初となるJ1の舞台で戦うファジアーノ岡山は、15,479人を収容可能なシティライトスタジアムで59.4%のスタジアム収容率を記録した。これは今季のJ2クラブで4番目に高い数字である。 今季最も収容率が高かった試合は、第23節のベガルタ仙台戦だった。夏休み真っただ中に行われた一戦には15,269人が集まり、驚異の98.6%の収容率を記録した。 また、第12節の清水エスパルス戦も14,193人を動員し、収容率91.6%を記録するなど、J2の人気クラブをホームで迎え撃つ試合は、スタジアムがいっぱいになるほどの集客に成功している。 収容率が最も低かったのは、第19節の鹿児島ユナイテッドFC戦で35.4%(5,480人)にとどまった。しかし、この試合と、水曜開催となった第8節の横浜FC戦以外は、スタジアムの半数以上にあたる7,000人以上の観客を集めた。 この集客率の高さは、チームの好調が一番の要因となっているだろう。シーズンを通して常に上位6位以上に位置付けており、J1初昇格を狙うクラブのサポーターにとって関心度の高いシーズンとなった。ホームゲームの高い勝率も相まって、今季は大半の試合で収容率50%を超えた。 クラブ史上最多の平均入場者数を更新した今季は、昇格プレーオフも制すなど最高の1年となった。来季は夢のJ1の舞台。今季以上の集客を狙えるはずだ。
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