「しっかりと受け止めます」侍ジャパンの支柱、西武・源田壮亮が再び世界の頂を見据え奮起誓う【プレミア12】
◆プレミア12 決勝 日本0-4台湾(24日、東京ドーム) 野球日本代表「侍ジャパン」でチーム最年長の源田壮亮内野手(西武)は「宮崎合宿から、みんなでこの日のために頑張ってきた。きょう勝てなかったことはすごく悔しいですけど、みんな精いっぱいやった結果。しっかり受け止めます」と、悔しさを押し殺すように試合後の会見で語った。 ■侍主砲がモデル妻と〝新婚2ショット〟【写真】 7試合に出場して打率2割7分8厘。16日の1次リーグ台湾戦では代表初アーチを放つなど、球界屈指の守備だけでなく、頂点こそ惜しくも逃したが攻守で貢献した。 前回2019年のプレミア12、21年の東京五輪、23年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも、優勝チームの一員として活躍を示してきた。豊富な経験を誇る源田は、精神的な支柱としても、大きな存在感を発揮した。 「質問されたことに対しては、自分の持っている100パーセントの答えで返したい思いがある。会話の中で僕自身の改めて勉強になったりもある。高め合えている」。同じ遊撃の紅林弘太郎(オリックス)や二遊間を組んだ小園海斗(広島)らにも惜しみなく自身の技術や経験を伝えるシーンもあった。 源田は「初めてジャパンに来た選手は、またこのユニホームで野球がやりたいと思ったと思いますし、僕自身もまた、このユニホームで野球をやりたいなとあらためて感じた。日本の野球全体のレベルアップを、選手みんなで頑張っていって、次は優勝を狙えるようにやっていければ」と先を見据えた。敗戦を糧に再び世界の頂を目指す侍ジャパンには、日本屈指の名手が欠かせない。
西日本新聞社