「絶対に逮捕されると思った」。人気俳優(34)、レオナルド・ディカプリオとの「ヌードシーン」や撮影秘話について告白
映画『スーサイド・スクワッド』や『バービー』『フォーカス』など、数々のヒット作に出演し、売れっ子俳優のひとりとして知られるマーゴット・ロビー。2013年の映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でレオナルド・ディカプリオとの共演を果たし、一躍スターとなった彼女は、先日自身の出世作を振り返り、作中でヌードになったのは「自分のアイデアだった」と語った。 【写真】レオ様の顔に、思い切りハイヒールでキック...!マーゴット・ロビーの伝説のワンシーン
ヌードシーンの撮影を自ら提案
オーストラリア出身のマーゴット・ロビーは、当時22歳の頃にマーティン・スコセッシ監督の映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』にて、レオナルド・ディカプリオ演じる主人公ジョーダン・ベルフォートの2番目の妻ナオミ役を演じ、大ブレイク。 そして先日、ポッドキャスト番組『Talking Pictures』に登場したマーゴットは、10年前に自身のキャリアを転換させた役について振り返り、演じるからにはもっとリスクを冒したいと考えた結果、レオナルド・ディカプリオ演じる主人公ジョーダンを誘惑するシーンでヌードの撮影を自ら提案したと明かした。 「(マーティン・スコセッシ監督は)嫌だったらローブを着たままでいいと言ってくれたけど、ナオミならあのシーンでローブは着ないって思ったの。彼女が全裸で現れるということがポイントだった。それこそが彼女の切り札なんだから」 また同作品を撮影したときは21歳くらいで、人々がこの映画をどう見るかについては考えていなかったといい、「『俳優としてどう映ったか』ではなく、『ああ、これを見られるんだ』という不安の方が大きかった。そのときまで、どういうことなのかを理解していなかった」と語っている。
ナオミ役を手にしたオーディションでの思い出
それからマーゴットは、ナオミ役にキャスティングされる前の最終オーディションのことを思い出し、即興でディカプリオを平手打ちしたことを告白した。 「心の中では『レオナルド・ディカプリオとキスできるなんてすごい。今すぐ早く友達に話したい』って思っていたのに、『いや、違う』と思って彼の顔をひっぱたいていたの。長い間沈黙が続いたけど、3秒くらいだったと思う。それから二人は笑い出したの。レオとマーティンは大笑いして、『最高だった。またやってくれ』って言ってくれた」 さらに二人が笑い出す前は、自身の即興演技をどのように受け入れられるか不安だったとも明かした。 「『暴行か殴打の罪で逮捕されるに違いない。一生仕事ができないだけじゃなくて、刑務所行きだ。なんてバカなんだ』って思ったの。それに、『なんであんなに強く殴る必要があったの? もっと軽くやればよかったのに』とも考えた」 結果としてその後、マーゴットはナオミ役を手にし、同作品でブレイクを果たすこととなった。 また感情的なシーンを撮影する前には、映画『タイタニック』のサウンドトラックを聴くと明かしたことがあるマーゴット。実際に『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の撮影現場でも、『タイタニック』のサウンドトラックを聴いていたという。しかしこの日は、ケイト・ウィンスレットがディカプリオに会いにきており、非現実的な体験をしたとも語った。 「離婚を切り出した後で、ものすごくクレイジーなシーンがあったんです。その日は、ケイト・ウィンスレットがレオに会いにセットに来ていたの。私は隣の部屋で『タイタニック』のサウンドトラックを聴きながら、悲しくて涙が出そうになるのを堪えていたら、ケイト・ウィンスレットとレオが通り過ぎるのを見たの。とてもシュールだった」
Harper's BAZAAR JP