「来年は絶対にやらない」イングランド代表を指揮したサウスゲイト氏、監督業はしばらく休むことに「ハーバード大学から講演の依頼が」
イングランド代表をユーロ2024まで指揮していたガレス・サウスゲイト氏(54)が、2025年は監督をしないと明言した。イギリス『BBC』が伝えた。 現役時代はイングランド代表としてもプレーしたサウスゲイト氏。2016年9月にイングランド代表の監督に就任した。 今年7月から行われたユーロ2024でも指揮を執った中、スペイン代表との決勝で敗れて準優勝。大会後に辞任した。 ユーロでは2大会連続で決勝進出、2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)ではベスト4。2022年のカタールW杯ではベスト8という成績を残していた中、去就をめぐっては様々な噂があがっている。 今にも解任される可能性もあるエリク・テン・ハグ監督の後任としてマンチェスター・ユナイテッドの監督就任も噂されているが、今は監督をやるつもりがないと明言した。 「来年は絶対に監督はやらない。それは確かだ。良い決断を下すには、自分自身に時間を与える必要がある」 「本当に大役を終えた時は、身体に時間を与え、心に時間を与える必要がある。人生を楽しんでいるので、急ぐ必要はない」 9日には、昨シーズン限りでリバプールの監督を退任し、ドイツ代表監督などの就任も噂されたが、「レッドブル」のグローバルフットボール部門の責任者に就任した。 サウスゲイト監督も監督業以外のオファーが色々あるとのこと。人生を楽しんでいきたいとした。 「幸運なことに、様々なチャンスが目の前に現れている。サッカーのビジネス面は、本当に興味深い。ハーバード大学で講演されるように招待され、人生にはエキサイティングな経験がたくさんある」 「私は54歳で、これからの10年、15年間の人生を楽しみ、やる気に満ち溢れた人生を送りたいと思っている。最も重要なことは、自分自身に良い決断を下す時間を与えることだ」 なお、代表チームは他の国を指揮するつもりはないとのこと。一方で、クラブの指揮をとる上では、大事なことがあり、慎重になると語った。 「クラブ全体が全てのことにおいて一致していなければ、クラブでは成功できない」 「また、おそらくより賢い人々が役員室に座り、コーチ陣は思っているよりも使い捨てにされていることを知っている」 「監督というのは、自分が最も重要な人物だと思っている。私は8年間、この国の全ての役員室に座り、自分がこの全体の中ではほんの一部に過ぎないことを理解した」
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