【英国で続出!?】ファッション業界と「ファストフード店」のコラボ
ファッションの“マクドナルド化”(またはコンビニ化)に関する議論は、一般的にファストファッションに関するものだが、それと同じくらい興味をそそられるのは、 ファッション業界におけるマクドナルドの存在感だ。 【写真】マクドナルドと有名セレブのコラボも!ファストフード店がコラボ販売した商品 マクドナルドは過去2年の間に、「Adidas(アディダス)」「Cactus Plant Flea Market(カクタス プラント フリーマーケット)」「Eric Emanuel(エリック エマニュエル)」「VAIN(ヴェイン)」「Verdy(ヴェルディ)」「Palace Skateboards(パレススケートボーズ)」などといったファッションブランドとコラボレーションしてきた。また、トラヴィス・スコットとスウィーティー、カーディ・Bとオフセットのようなミュージシャンたちもコラボレーションに名を連ねている。
これまでのコラボレーションで、Tシャツ、キャップ、ショーツ、スニーカーなどが誕生してきたが、その全てが意外と良い出来だったと言える。どれもオリジナリティがあり、着やすく、話題性があり、品質がそこそこ良かったという意味でだ。もちろん、それを毎日着たいとまでは思わないだろう。毎日マクドナルドばかりを食べたいと思わないのと同じように…。 マクドナルドの次なるコラボレーション相手は「Crocs(クロックス)」だ。2023年よりコラボレーションが行われているが、今回はハッピーセットのキーホルダーという形で登場する。(日本未発売商品。ちなみに、「クロックス」からはマクドナルドとのコラボ商品「バーディー クラシック クロッグ」が発売されている。) こうしたコラボレーションは、もちろんマクドナルドだけでなく他のファストフードチェーンも行っている。 KFC(ケンタッキーフライドチキン)は、2024年夏、アメリカのポップカルチャーレーベル「BoxLunch」とコラボした魅力的なコレクションを発表した。 イギリスのベーカリーチェーンストア「Greggs(グレッグス)」は、イギリス人現代アーティストのディオン・キットソンとコラボし、同店の人気商品であるソーセージロールやジャミーハートビスケットなどを形どったアクセサリーを発表。これは、ロンドン・ファッション・ウィーク40周年を記念してのことだという。