龍聖は、記者会見を途中で退出しボイコットした

　6月23日（日）に国立代々木競技場第二体育館で開催される『KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT“BLAZE”』の追加対戦カード発表記者会見が16 日に行われた。 　[スーパーファイト/KNOCK OUT-BLACK -59.0kg契約 3分3R・延長1R]で、第7代SB日本フェザー級王者・山田彪太朗（シーザージム）と対戦が決定している、初代KNOCK OUT BLACKフェザー級王者・龍聖（MAJESTIC /Team KNOCK OUT）が会見に出席。相手の山田を「眼中にない、ふざけてる」と怒りを爆発させて会見を途中で退出し、ボイコットする事態に発展した。 【フォト＆動画】龍聖、怒りの顔！会見をボイコットするシーン 　山口代表は、龍聖と山田の試合を組んだ経緯を次のように説明した。「山田選手が4月のシュートボクシング（SB）の大会で行われたKNOCK OUT（KO）とSBの対抗戦でKOの栗秋祥梧を破り、そして今度は龍聖がSBの川上叶選手を破ったことから、今回の頂上対決となりました」と山口代表。意気込みを聞かれた龍聖は、「意気込んでないから別にない」と憮然とした表情。 　会見を欠席した山田は「普段は小学校で子供たちに給食を作る仕事をしていて、野菜たっぷりな南蛮漬けを作っているため、出席できずに申し訳ありません。龍聖選手を圧倒的に倒します」と挑発メッセージを届けた。 　すると、龍聖は「普通にふざけているでしょ。眼中にもないし、なんで俺が今更こんなくそガキとやんなきゃいけないの」と吐き捨て、「この試合をのんだつもりはない。本当にやりたくない。彼が嫌なんで、本当に不満です」と怒りを爆発した。 　山口代表がこの試合を「非常に競る試合になる、勝負論がある」と言うと、さらに龍聖は声を荒げ「（勝負論は）ないでしょ」と反論。山田を王者と認めず、このマッチメイクのテーマである“頂上決戦”にも異を唱えた。 　怒りが収まらない龍聖は山田を「生理的に嫌い」と言い放ち、山田が会見を欠席したことについても「そもそも勝負論と言うが、僕の職業は格闘家、1日24時間365日、試合に勝つためにトレーニングしているし、そのために生きているし、でもアイツは給食当番でしょ。そんなヤツに俺が負ける訳ない」と捲し立てた。記者の質問にも「つまんねえこと聞くなよ」と不満は止まらない。 　会見会場が騒然とする中、龍聖は「この試合、本当にやりたくない。会見きてないのも本当に腹が立つし、ちょっと考えたい。これ白紙ね」と立ち上がり、まさかのボイコット退出をすることに。 　山口代表は改めて、次回に機会を設けて、山田選手にも出席しての会見を行う考えがあることを明かした。果たして、このカードは一体どうなるのだろうか。