【夏バテ対策に足もみが効く】腎臓を刺激して健康な体の土台を作る|毎日1分の足裏マッサージ
連日の猛暑の影響で、夏バテ、疲れやすい、だるい、冷えやむくみなど、さまざまな不調を抱えている人が増えています。それらの不調は、血液の汚れが原因かもしれません。毎日1分の足もみで、健康な身体の土台づくりをしていきましょう! ◆写真で詳しいやり方を見る→腎臓を刺激して健康な体の土台を作る|毎日1分の足裏マッサージ ■キレイな血液を作る腎臓の役割 私たちの全身を巡っている血液。その血液が汚れていると、不調や病気の元になることは想像がつきますよね。 心臓から出た血液は、動脈を通って酸素や養分を吸収しながら周りの細胞に受け渡し、身体の隅々まで運ばれていきます。この循環の中で血液をきれいにして尿として排出する役割をしているのが腎臓です。腎臓は背中側に背骨を挟んで左右に2つあり、こぶしくらいの大きさでそら豆のような形をしています。血液の浄化工場とも言われている腎臓の働きが、加齢などで弱くなると、老廃物を排出できず血液の汚れに繋がります。 ■■腎臓が弱っているサイン 皆さんもチェックしてみてください。 ・夜中にトイレで起きる ・おしっこの勢いが弱くなった ・目の下のクマやたるみが気になる これらに一つでも当てはまったら、腎臓が弱くなっているサインかもしれません。これからご紹介する腎臓に働きかける足もみをぜひお試しください。 ■1分で完了!腎臓にアプローチする足もみ 足裏には、身体中と繋がる反射区(ツボ)があります。反射区を刺激することでまるでリモコンのようにその反射区とつながる部位に信号が送られて機能アップに繋がります。 今回は血液をきれいにしておしっこに排出するまでの、腎臓→尿管→膀胱→尿道の反射区を刺激する足もみをご紹介します。血液をきれいに、そして排出力を高めて、夏バテをはじめするなんとなく不調の改善に繋げましょう。 【ポイント】 ※クリームやオイルを使いながら行うと、すべりが良くなっておすすめです。 ①足裏の中心にある腎臓の反射区を押します。手の親指を重ねてゴリゴリをつぶすようにするのがコツです。 ②足裏の中央からかかとの内側に向けて、指をすべらせます。輸尿管の反射区となる場所ですが、斜めに押し流すように。 ③かかとの内側、土踏まずの下部分にある膀胱の反射区をゴリゴリほぐしましよう。 ④③の反射区からくるぶし後ろ側にある尿道の反射区を、指を動かしながら押し流します。 ライター/中村優希(ヨガ講師)
中村優希