パレスチナ代表のW杯最終予選ホームは“中立地開催”…守護神が率直な想い「マレーシアサッカー協会に感謝」「いつの日か…」
パレスチナ代表のGKラミ・ハマダが、率直な想いを口にした。マレーシア『ニュー・ストレイツ・タイムズ』が伝えている。 【動画】パレスチナが奮闘 国際Aマッチ初対戦の格上韓国をシャットアウト パレスチナ代表は5日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選B組第2節を戦い、国際Aマッチで初対戦となった韓国代表と0-0ドロー。敵地で勝ち点1をもぎ取った。 試合内容としても、チャンスクリエイト数は決して少なくなく、シュート10本といくつかの決定機が。ボール支配率を韓国に譲った一方、アグレッシブな姿勢を90分間崩さなかった。 10日の第2節は、ヨルダン代表とのホームゲーム。ただ、ホームといっても、現在のパレスチナ・ヨルダン川西岸地区では国際試合を開催できず、中立地マレーシアでの開催となる。(※) チーム一行は、韓国戦後すぐにクアラルンプール入りし、9日に前日会見を実施。 出席したGKハマダは、イスラエル出身にして、史上初めてイスラエル・プレミアリーグでプレーしたパレスチナ代表選手という30歳。今予選初白星への意欲と感謝を語った。 「言わずもがな、僕たちは厳しい状況が続いている。そんななか、韓国戦は良いパフォーマンスでひとつ結果を残せた形だよ。明日のヨルダン戦は『一貫性』がカギを握るだろう。韓国戦と同じようにしっかり戦いたい」 「僕たちはマレーシアで1週間の合宿を実施したのち、今回の代表ウィークに臨んでいる。マレーシアサッカー協会(FAM)への感謝を改めてこの場で。力強いパフォーマンスを続けるモチベーションになっているよ」 「マレーシアはもう僕の“第二の故郷”と言ってもいい。選手たちはみんな準備できているよ。だけど、サッカーは観客の応援が重要…いつの日か、パレスチナで代表戦をやりたい」 (※)パレスチナ代表のホームゲームはカタール開催やクウェート開催が多く、相手チームの本拠地開催をホームゲーム扱いとすることも
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