交通事故で負傷の桃田選手ら「15日の便で帰国」 日本バドミントン協会が発表
バドミントン男子、世界ランキング1位の桃田賢斗選手がマレーシアで交通事故に遭い、負傷したことを受け、日本バドミントン協会は14日午後、都内で記者会見を開いた。桃田選手の負傷状況について、銭谷欽治専務理事は「顔面3箇所の裂傷と全身打撲で、骨折はしていない」と説明したうえで、「医師の最終診断の結果、15日の便で帰国する許可を得た」と明かした。桃田選手は「自由に歩ける状態」だと、現地にいるコーチから報告を受けているという。 【ノーカット動画】バドミントン協会が桃田選手らの病状説明 マレーシアで交通事故 また、今後の見通しについては「2月のアジア選手権の団体戦はパス(欠場)をさせて、3月の全英オープンあたりまで約2カ月弱あるので、そこをターゲットにする」という復帰計画を示した。日本代表の朴柱奉(パク・ジュボン)ヘッドコーチをはじめとしたスタッフや桃田選手本人と相談しながら、回復具合を確認していくとしている。
同協会によると、桃田選手は13日朝、マレーシアで開かれていたバドミントンの国際大会を終えて空港に向かう途中、乗っていた車が高速道路でトラックに追突した。この事故で、車の運転手が死亡、桃田選手と同行していた日本人スタッフ2人、英国人1人の計4人がけがをした。