トッテナムFWヴェルナーが加入後初ゴール 「もっと自信を得るためのビッグステップ」
待望の初得点
2日(現地時間)、トッテナムはプレミアリーグ第27節でクリスタル・パレスと対戦し、3-1で勝利した。この試合では、FWティモ・ヴェルナーが77分にトッテナム加入後初ゴールをマークした。 ヴェルナーは、今年1月に今季終了までの期限付き移籍でライプツィヒからトッテナムに加入。怪我による戦線離脱が続いたことでライプツィヒではレギュラーポジションを失い、出場機会を求めての移籍だったが、ここまでアシストは記録しているものの得点はゼロ。先発で起用し続けてくれるアンジェ・ポステコグルー監督の期待に応えられない日々が続いていた。 それだけに、ヴェルナーはクリスタル・パレス戦でのゴールに大きな喜びを感じているようだ。試合後、同選手はイギリス紙『Mirror』ら現地メディアの取材に対して、「とても嬉しいし、幸せだ。重要なゴールだったからね」とチームにとって試合終盤に追いつく同点ゴールとなった自身の得点を振り返り、さらに「ゴールを決めることへのプレッシャーは本当に全く感じていなかった。ここではチームメイトたちのおかげで快適に過ごせているからだよ。彼らは、僕がサッカーをプレイすることに集中させてくれている」と同僚への感謝も口にしている。 「このゴールは、僕にとってはより自信を得るためのビッグステップだった。これからの試合にも活かしていきたい」とも語ったヴェルナー。ここから勢いに乗れば、10日に予定されている次節アストンビラ戦ではキーマンの一人となるかもしれない。 現在4位のアストン・ヴィラを勝ち点差5で追う5位トッテナムとしては、トップ4でシーズンを終えて来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を確実にするために、10日の直接対決は勝利が求められる一戦となる。
構成/ザ・ワールド編集部