町に眠る「巨大な岩塩」をフリマアプリに出品へ これで一生塩には困らない!? 「どんな形でもいいので」買い手は見つかるか?
CBCテレビ
愛知県東浦町が長年にわたって所有してきた巨大な「岩塩」2つが、フリーマーケットアプリに出品されます。果たして買い手は現れるのでしょうか。 【写真を見る】町に眠る「巨大な岩塩」をフリマアプリに出品へ これで一生塩には困らない!? 「どんな形でもいいので」買い手は見つかるか? 愛知県の東浦町文化センター、ブルーシートの下に隠れていたのは、東浦町文化センターの倉庫に保管されてきたという、2つの巨大な岩塩です。 1999年に町が購入したもので、一つはドイツ産で重さは約2.5トン。もう一つはアメリカ産で重さは約3トン。 一体、何のために、ここにあるのでしょうか? ■なぜ「巨大な岩塩」が? (東浦町 生涯学習課 楠美代子 文化財係長) 「(Q:この岩塩は食べられる?)展示用で購入したもので、成分を調査していないので。食べられるかどうかは不明」 倉庫で眠っていた、この巨大な岩塩は元々は町の歴史を伝える大事な資料でした。 今から5年ほど前までは町の郷土資料館に展示されていたといいますが、なぜ岩塩をわざわざ購入して展示することになったのかというと? (東浦町 生涯学習課 楠美代子 文化財係長) 「東浦町では、かつて土器を使った塩作りをしていた歴史がある」 東浦町は明治の頃までは塩作りが盛んでした。 ■展示を終えて撤去…約5年間“眠っています” 町の郷土資料館が開館したのは1999年。 その時、塩作りの町をPRするのに海外産の岩塩も合わせて展示し、町民に見聞をひろげてもらえたらという当時の方針があったようです。 そのほかの展示物もあわせて総額約4400万円をかけた東浦町。 約20年間、この巨大岩塩も郷土資料館で常設展示され、2019年の資料館リニューアルの際に一定の役目は終えたということで撤去となりました。 その後は、倉庫の中で保管されたまま約5年が経ちましたが…。 (東浦町 生涯学習課 楠美代子 文化財係長) 「専用の置き場ではないので、ここに置いていても仕方ない」 実は、ずっと処分に困っていたのです。 これまで2回インターネットで官公庁のオークションに出品したこともありましたが、ついた値段は「1個2円」! 購入したら「一生塩には困らない」などと話題になったそうですが、今も購入者は見つかっていません。 そこで...。
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