【心の余裕を取り戻す夫婦の会話術】元テレ朝アナの竹内由恵が実践している、夫婦で支え合うための小さな心がけ
元テレビ朝日アナウンサーで「ミュージックステーション」など人気番組を務め、現在はタレントとして活躍を続ける竹内由恵さん。プライベートでは2019年に結婚、夫の勤務地である静岡に拠点を移し、今では3歳の男の子と1歳の女の子を育てる2児の母でもある。 【写真】東京と静岡を行き来しながら、アナウンサー業と母業を両立!子育てに奮闘する竹内由恵さんの姿 東京と静岡を行き来しながら、アナウンサー業と母業を両立する彼女に夫婦関係のコミュニケーションのコツについて話を聞いた
「疲れているのは夫婦お互い様。『おかえり、お疲れさま』の心の余白を忘れないように気を付けています」
子育てをするうえで、夫婦間の会話は大事だと先輩ママから聞いたのをきっかけに、ちゃんと夫の意見を聞いて、自分一人で突っ走らないように意識していますね。 『最近、子どもがスネやすいんだけどなんでかな?』とか、子どものちょっとした変化でも夫にシェアして意見を聞くようにしています。 教育についてもよく話します。私は『よそのお家ではもうこんな習いごとを始めてる』と聞くと焦りがちなんですが、夫と話すことで『よそはやっていても、うちではまだやらなくても大丈夫』と冷静に考えられているんです。 とはいえ、子どもと同じタイミングで私が先に寝てしまうこともあり、二人でゆっくり話す時間はありません。だから夫に話したいことがあるときは、夫が帰宅したタイミングでサクッと伝えるようにしています。 伝え方もとても大事。私達夫婦はお互いに言いたいことや違和感があったらすぐに伝えるタイプなので、これまで何度も夫婦ゲンカになりました(笑)。 ケンカの種をまかないようにするにはどうすればいいか模索する中で、これまでは『早く帰ってきて欲しい』『早く伝えなきゃ』という想いが先行して、『おかえり』『お疲れさま』の余白がなくなってしまっていたことに気付いて。『相手が今日1日どうやって過ごしてきたか?』を想像しながら接することで、仕事帰りの夫に、『おかえり。今日もお疲れさま!』の言葉が自然と出てくるようになりました」。