旧NISAの口座があります。一般NISAをまだ売却していないのですが、いつまでに手続きすればいいですか?
ジュニアNISA
旧NISAと同じくジュニアNISAも、2023年末で制度が終了しました。2023年までにジュニアNISAで投資した株式や投資信託は、5年間の非課税期間が終わった後、自動的に継続管理勘定に移管されます。そしてその後、18歳になるまで非課税で保有することができます。なお、継続管理勘定では株式や投資信託に投資することはできません。 そして2024年以降は、ジュニアNISA口座で保有している株式や投資信託等および金銭の全額に限り、年齢を問わず非課税での払い出しが可能ですが、あくまでも全額に限ります。一部引き出しはできません。そして、全額の引き出しをもって、ジュニアNISAの口座は廃止となります。
まとめ
新NISAの影で、期限までの間、非課税での運用ができる旧NISA。「一般NISA」の期限は2027年末の一方、「つみたてNISA」は2042年末まで期限があります。旧NISAを利用している人は、その存在はもちろん、制度を忘れることがないよう、時々おさらいをしておきましょう。 出典 国税庁 NISA及びつみたてNISAの手続に関するQ&A(令和元年7月) 金融庁 NISA特設ウェブサイト 2023年までのNISA 金融庁 NISA特設ウェブサイトNISAを知る 執筆者:大泉稔 株式会社fpANSWER代表取締役
ファイナンシャルフィールド編集部