前週大会Vの島袋将 2週連続8強、苦戦強いられるも相手が途中棄権<男子テニス>
広州市 黄浦 国際テニスオープン
男子テニスの広州市 黄浦 国際テニスオープン(中国/広州市、ハード、ATPチャレンジャー)は11日、シングルス2回戦が行われ、前週大会で優勝した世界ランク196位の島袋将が同272位のバイ・ヤン(中国)に対し3-6, 7-6 (7-3), 0-1とした時点でバイが途中棄権。島袋が2週連続でベスト8進出を果たした。 【島袋将vsバイ 1ポイント速報】 27歳の島袋は前週のロード・トゥ・ザ・ロレックス・上海・マスターズ(中国/上海、ハード、ATPチャレンジャー)で今季初優勝。約1年4か月ぶりキャリア通算3度目となるチャレンジャー大会のタイトルを獲得した。 そして2週連続のチャレンジャー出場となった今大会、1回戦で世界ランク160位のM・クレッシー(アメリカ)を7-6 (12-10), 6-3のストレートで破り初戦を突破した。 この日の第1セット、島袋はミスから第4ゲームでブレークを許すとリターンゲームではブレークバックのチャンスを掴めず、バイに先行される。 続く第2セットでは第2ゲームで2度のブレークチャンスを掴むも活かせなかった島袋は第5ゲームでブレークを奪われる。その後はブレークポイントを凌ぎサービスキープを続けると第10ゲームで4本のマッチポイントを凌ぎブレークバックに成功。タイブレークにもつれ込むと3-3の場面から4ポイントを連取し1セットオールに追いつく。 迎えたファイナルセット、第1ゲームをバイがキープすると直後にメディカルタイムアウトを取る。その後プレーを続行できず途中棄権を申し出たため島袋が勝利を決めた。試合時間は2時間13分。 島袋は準々決勝で第4シードのT・アトマネ(フランス)と対戦する。アトマネは2回戦で、予選勝者で世界ランク704位のミツキ・ウェイ・カン・レオン(マレーシア)を6-1, 5-7, 6-3のフルセットで下しての勝ち上がり。
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