USJ『ドンキーコング』任天堂・宮本茂氏がツウな見どころ語る「マリオのエリアとはちょっと対照的」細部に言及
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)は10日、『ドンキーコング・カントリー』グランドオープン前夜祭を開催。任天堂のゲーム「ドンキーコング」の世界が楽しめる新エリアで、ゲームの生みの親、任天堂の代表取締役フェロー・宮本茂氏がスピーチした。 【写真】大盛りあがり!福原遥&ドンキーコングも参加の前夜祭 『ドンキーコング・カントリー』は、「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の第2期エリアとして、あす11日グランドオープン。宮本氏は「2021年にオープンしたマリオの世界に続いて、ユニバーサル・クリエイティブの皆さんと一緒にがっちりと準備をしてきました」とあいさつ。元々は、1981年にゲームセンターで誕生したゲーム。その後、多彩に進化、世界中で愛されるようになり「ついに、ここユニバーサル・スタジオ・ジャパンで現実なものとなりました。本当にリアルで感動しています」と喜びを語った。 エリアには、ゲームに登場した「黄金のしんでん」が実際に建設され、夜のライトアップにも注目。宮本氏は「昼だけじゃなくて夜も大変魅力的なエリアに仕上がっています。カラフルなマリオのエリアとはちょっと対照的に、昼と夜でいろんな表情を見せてくれるエリアです」と紹介した。 ライドアトラクション「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」は、タルから飛び出たり、ガタガタのコースを疾走しながら、障害物をかわしたり、飛び越えたりと、ジャングル中をワイルドに駆け巡る。「ドンキーコングの家」もあり、ドンキーコングとミート&グリートで触れ合える。このほか、音楽にあわせてコンガを叩いてアニマルフレンドのランビを誘い出すゲームアトラクション「ランビのジャングル・コンガ」をはじめ、ショップでは、タルをモチーフにしたデザートが楽しめる「ジャングル・ビート・シェイク」、ファンキーコングが店主をつとめる「ファンキーコングのフライング・アンド・バイ」などがそろう。 さらに、宮本氏は「ちょっと皆さん耳を傾けてください。さっきからのジャングル・ビートが聴こえてませんか?」と細部に言及。「実際に植えられている植裁、これ本物なんですよ。季節季節に合わせていろんな花の咲く植栽とかジャングル、これがどんどん育っていくのを楽しみにしてます。このディテールまで作り込んでくれたジャングル、本当に皆さんの足で体験してください」と呼びかけた。 そして、USJ関係者に向け「本当に素晴らしいパートナーシップに心から感謝しています。ありがとうございます」と感謝を込めた。