25年後の自分、アバターで現れる!“ワクドキ”なヘルスケアパビリオン 大阪・関西万博
大阪・関西万博で大阪府、大阪市が出展する「大阪ヘルスケアパビリオン」の展示コンテンツ発表会が昨年(2024年)12月20日、大阪市内で行われた。 【画像】大阪ヘルスケアパビリオン、見どころいっぱい! 1月3日、開幕まで100日となった。 テーマは「REBORN(生まれ変わる)」。新たな一歩を踏み出すとの意味も込めている。パビリオンは産官学一体で健康や医療分野の最先端技術を紹介する。 目玉は、来場者が「カラダ測定ポッド」を体験し、血管や肌、髪、脳など7項目の健康データを基に、25年後の自分をアバター(分身)として見るコンテンツ「REBORN体験ルート」。項目別にA~Eの5ランクで表示される。 吉村洋文・大阪府知事(49)は、74歳になった自身と向き合い「25年後の自分に出会うのは不思議な感覚。過去は変えられないが、未来は変えられると感じた」と語った。 またゲスト登壇した子役・永尾柚乃さん(8)は33歳になった自身のアバターを見て、「未来に来たんじゃないのってくらいすごい。ずっとワクワクドキドキで、“ワクドキ”です」と感想を漏らした。 吉村知事から「25年後の自分にどんな言葉をかけるかな?」と問われ、「25年後も後悔しないように、一日一日を大事にしてほしい」と大人顔負けのコメント。 モデルのアン・ミカさんは、「自分が年を重ねるのが怖くなくなった。万博で楽しく可視化できる。老化は重い感じがしたんですが、もっと軽やかになり、すごく希望が持てました」と万博の成功に期待を寄せた。 大阪ヘルスケアパビリオンの協賛社ブースには、 ▽サイエンス(大阪市淀川区)が「ミライ人間洗濯機」(1970年大阪万博で三洋電機が話題を集めたウルトラソニックバスの発展型)を出展。 ▽ロート製薬(大阪市生野区)が、目の周辺写真をAIが分析して“目年齢”を算出、再生医療やアイケアを提示。 ▽六甲バター(神戸市中央区)のコンテンツは、チーズ代替植物性食品なで原材料のすべてに植物性素材を使用したメニューを提供する「QBBこれもいいキッチン」 「QBBこれもいいキッチン」は、植物性素材だけでつくった未来の定番メニューを提供するフードコートレストラン。Aすべて植物性なのに、食べごたえ満点、チーズメーカーならではのとろけるおいしさを提供する。 ▽森永乳業(東京都港区)は腸内環境にスポットを当てた体験型の「ビフィズス菌でスーパーヒューマン」を展開。聴診器を腹部にあてることで“腸音波”として腸の音を聞き、その音を利用したゲーム形式で腸内環境を学ぶことができる。 大阪ヘルスケアパビリオンには会期中、週替わりで出展する企業も含め、400社以上が参加する。
ラジオ関西