冷たく乾いた木枯らしが吹き、日本に冬がやってきました。自然の美しさと厳しさをひときわ感じる季節です。 【画像】天下の奇祭とも称される西大寺会陽（はだかまつり）ほか岡山県の冬の絶景・風物詩10選を写真ですべて見る。 　凍てつく寒さが生む景色や、澄んだ空気に映えるイルミネーション……日本各地の冬ならではの絶景・風物詩を集めました。 　暖かくして、今しか見られない冬景色に会いにいってみませんか？　今回は、岡山県が誇る冬の絶景・風物詩をピックアップ。日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。

◆西大寺会陽（はだかまつり）

天下の奇祭とも称される西大寺会陽（はだかまつり）。

　国の重要無形民俗文化財に指定されている西大寺会陽(はだかまつり)は、500年以上続く天下の奇祭。日本三大奇祭のひとつとなっていて全国的にも知名度の高いユニークなお祭りだ。 　毎年2月の第3土曜日の極寒の深夜に、西大寺観音院の本堂の御福窓(ごふくまど)から投下される2本の宝木(しんぎ)をめぐって、約10,000人の裸の男たちが激しい争奪戦を繰り広げる様子は圧巻。この宝木を取った者は、福男と呼ばれ、福が得られると言われている。 開催日程:2024年2月17日(土) 西大寺会陽(はだかまつり)(さいだいじえよう はだかまつり) 所在地　岡山県岡山市東区西大寺中3-8-8

◆くらしき きらめきのみち

　くらしき きらめきのみちは、JR倉敷駅周辺が、倉敷市のあかるい未来をイメージした約16万球のLEDで幻想的にライトアップされる毎年恒例のイルミネーションイベント。 　期間中はイルミネーションと音楽による「光の音楽祭」が開催され、地元のアーティストによる演奏を楽しむこともできる。 　また、イルミネーションを撮影し、Instagramで投稿し応募した人の中から抽選で毎月3名に賞品があたるプレゼントキャンペーンも実施。2月には、投稿された写真を使って1枚の絵をつくる「フォトモザイクアート」を展示する予定。 　一人ひとりの思い出がひとつの作品になる、またとない体験に参加できる。 開催期間:開催中～2024年2月14日(水) くらしき きらめきのみち 所在地　倉敷みらい公園(岡山県倉敷市寿町12-1)、あちてらす倉敷(岡山県倉敷市阿知3-9-1)、JR倉敷駅北ペデストリアンデッキ及び駅南デッキ(岡山県倉敷市阿知1)