春のうららかな気分で訪れたい展示4選。
2023年度 新収蔵品展 @豊田市美術館
4月は年度のはじまり。桜の開花とともに色んなことがスタートする時期である。クラス替えで仲間が増えるように、愛知県にある豊田市美術館でも、収蔵作品の仲間が増えたそうで、11作家計31点があたらしく美術館のコレクションに加わった。果たしてこの転校生たちが美術館にどんな空気をもたらすのか。既存のコレクションとあわせて紹介する本展で、新鮮な気持ちで鑑賞できそう。ちなみに、4月26日より館のとなりに「豊田市博物館」がオープンするそうで、そちらも見逃せない! さーて、4月はどんな展示に行こうかな。
インフォメーション
2023年度 新収蔵品展 会場:豊田市美術館 展示室4-5 会期:2024年3月19日(火)~5月6日(月・祝) 時間:10:00~17:30(入場は17:00まで) 休み:月曜日(4月29日、5月6日は開館) 料金:一般300円/高校・大学生200円/中学生以下無料 ※同時開催 企画展「未完の始まり:未来のヴンダーカンマー」展のチケットでもご覧いただけます。
デ・キリコ展
不安と憂愁が込められた幻想的世界を「形而上絵画」として展開し、その後のシュルレアリスムに通じる流れを生み出したジョルジョ・デ・キリコ。視覚世界を超えた画面は、現在に至るまで多大なるインスピレーションを与えていて、昨年公開された『君たちはどう生きるか』(宮﨑駿・監)にもキリコの作品をオマージュしたような風景があったと噂もあるほどだ。本展は、世界各地から集まった100点以上の作品から、デ・キリコ芸術の全体像に迫る大回顧展。90歳で亡くなるまで精力的に創作を続けた、その人生と作品のあゆみを堪能しよう!
インフォメーション
デ・キリコ展 会場:東京都美術館 会期:2024年4月27日(土)~8月29日(木) 時間:9:30~17:30、金曜日は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで) 休み:月曜日、5月7日(火)、7月9日(火)~16日(火)※ただし、4月29日(月・祝)、5月6日(月・休)、7月8日(月)、8月12日(月・休)は開室 料金:一般 2,200円/ 大学生・専門学校生 1,300円 / 65歳以上 1,500円/高校生以下無料。前売り料金あり(4月26日(金) 23:59までの販売)。※土曜・日曜・祝日及び8月20日(火)以降は日時指定予約制。