滋賀県勢18年ぶり決勝進出の近江、山門立侑は野洲の“セクシーフットボール”以来となる日本一へ「観客を魅了するサッカーで同じように優勝したい」【選手権】
準決勝では堀越に3-1で快勝
[高校選手権 準決勝]近江(滋賀)3-1 堀越(東京A)/1月6日/国立 1月6日に国立競技場で開催された選手権の準決勝で、近江は堀越と対戦。前半だけで3ゴールを奪い、3-1の快勝を収めて初の決勝進出を決めた。 【厳選ショット】鵜戸瑛士!山門立侑!金山耀太!3発快勝で初の決勝進出!|選手権準決勝 近江3-1堀越 ここまで2回戦の日大藤沢戦(1-1、PK4-3)、明秀日立戦(1-1、PK4-2)では、チームを救う同点弾を奪ってきた近江のMF山門立侑。今回の堀越戦でも、こぼれ球を押し込み、2-0とする追加点をゲット。また1点目と3点目も、山門が積極的にシュートを放って、こぼれたボールから得点が生まれた。 山門は「ゴールを強く意識して試合に臨みました。自分が仕掛けることによってチャンスになると思っていたので、それが出せて良かったです」と話し、自身の得点シーンについては「こぼれ球はすごく狙っていて、上手く自分のところに来たので決めるだけでした」と振り返った。 滋賀県勢としては、“セクシーフットボール”と呼ばれた攻撃的なサッカーで優勝を果たした野洲以来となる18年ぶりの決勝進出。当時の試合を映像などで見たという山門は「あの時も素晴らしい戦いを見せていた。自分たちが目ざしているスタイルも、ああいう観客を魅了するサッカーや会場を沸かせるプレーなので、野洲と同じように優勝できたらと思います」と意気込んだ。 果たして近江は決勝で強豪・青森山田を撃破し、悲願の初優勝なるか。 取材・文●中川 翼(サッカーダイジェストWeb編集部)
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