柴犬が「本を読もうとすると進んで書見台になりにくる」 健気な姿に羨望の声 「一番一緒にいられる時間かも」
甘えてくる愛犬ほど愛おしい存在はありません。べったり寄り添ってくる姿にキュンとすることも多いでしょう。X(ツイッター)では、読書中の飼い主さんの元へ甘えに来た柴犬が話題に。忠誠心が強いだけあって邪魔をすることなく、上手に甘える方法には2.6万件もの“いいね”が。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。 【写真】「本を読もうとすると進んで書見台になりにくるいぬ」に「健気で愛情深い」と反響 実際の投稿 ◇ ◇ ◇
甘え方が「健気で愛情深い」
「本を読もうとすると進んで書見台になりにくるいぬです。書犬台」 そんなコメントとともに投稿された写真には、読書をする飼い主さんが写っています。しかし、本の下に違和感が。なんと、柴犬が膝の上でキュッと丸くなって、くつろいでいます。 前足を体の下にしまい、その表情はまどろんでいるようにも。まさに“書犬台”状態で甘えているようです。 なんとも微笑ましい投稿には、2.6万件の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「健気で愛情深いいぬ」「湯たんぽ機能付き書犬台」「一番一緒にいられる時間かも」「かまってほしいけど読書の邪魔をしちゃいけないことはわかっているんですね」など、多くの声が寄せられています。
膝の上に乗って丸くなるのが好き
“書犬台”になっていたのは、黒柴の女の子「栗(りつ)」ちゃんです。 本を読むときに用いられる書見台ですが、もともと膝の上が好きだという栗ちゃんがこの体勢になった理由を伺いました。 「本を読もうとベッドに腰かけたところ乗ってきたので、そのまま本を置いてみたら、ああなりました。本人もまんざらでもなさそうで、終始おとなしくしていました」
栗ちゃんは、飼い主さんが本を読み終わるまで“書犬台”の体勢を続けてくれたそうです。膝の上は居心地抜群だったようで、「暖かくて気持ち良かったのか、栗もウトウトしていました」といいます。 栗ちゃんのほかにも、たくさんの柴犬たちと暮らしているオーナーさん。栗ちゃんは、「すみ」くんと「みくり」ちゃんという子どもたちのお母さん犬です。子どもたちも飼い主さんの膝が好きで、「アゴだけのせてくる甘え方を覚えました。あざとくてかわいいです」と話しますが、“書犬台”を引き受けてくれるのは栗ちゃんだけだといいます。 「栗は膝の上に乗って丸くなるのが好きですが、ほかの子は膝でおとなしくするより、走り回ってかまってもらったり、横に座って撫でてもらったりするのが好きです。それぞれ甘え方が違います」 個性豊かな柴犬たちに囲まれ、にぎやかな毎日を過ごしている栗ちゃん。その様子は、YouTubeチャンネル「柴犬子犬まみれ」でも見ることができますよ。 ○取材協力:黒柴りつ@武蔵照陽荘(@kuroshiba_ritsu)さん
Hint-Pot編集部