賢い子は何が違う?偏差値、成績、優等生…子供はどこで差がつくのか、そして親ができること
学力だけではない。伸ばしたい「人間力」
小学校に入学してから子どもはテストとの付き合いが始まり、「学力」が測られる世界に身を置くことになります。どんな分野でも出来不出来はハッキリしますが、とくに勉強に関する出来不出来は親も強い関心を持つ分野です。 そのため、賢い子と比較をして追いつけ追い越せと勉強を無理強いしてしまう親も少なからずいます。ただ、賢い子は理解力などのスピードが格段に高く、同じように勉強していても追い抜くことは難しい面があります。 勉強だけに執着するのではなく、我が子の得意なことを伸ばすことにも力をいれることで、学力だけではない人間力を伸ばし、自分の力を活かせる子に育つよう発想を切り替えることも大切です。 また、子どもの得意なことだけでなく、コミュニケーションを鍛えるとさらに強みになります。 コミュニケーション能力は社会に出てからも重視されるスキルで、身を助けることにもなります。 家庭での親子の会話をとり、時事ネタや気になる話題について議論をしてみたり話す力を鍛えるようにしていきましょう。
参考資料
文部科学省「平成29・30・31年改訂 学習指導要領」リーフレット
中山 まち子