オランダの街に「黄色い箱」が続々登場。道端で''空き缶の寄付''を募るワケ
編集後記
ごみが街中に散らばるのを防ぎつつも、「缶ハンター」たちを支援し、資源循環のループを閉じるデポジット・ボックス。それは、「きちんと回収場所に持ってきて下さい」と利用者に声高に迫るわけでもなく、ごみ箱を開けにくいように鍵をかけてしまったりするわけでもなく、柔軟でクリエイティブな課題解決のアプローチだ。背景には大きな経済格差の問題もありつつも、現場のニーズに寄り添いながら、資源循環率の向上を目指す、オランダならではの事例と言えるかもしれない。
西崎こずえ オランダ在住サステナビリティ・スペシャリスト兼ライター。旅行、ワイン、海、太陽をこよなく愛す。得意なテーマはサーキュラーエコノミー、女性エンパワメント、インクルージョン&ダイバーシティ。地球に優しくみんなに優しい社会のヒントを探します。 Note:https://note.com/kozk0z
編集:IDEAS FOR GOOD