レアル・マドリード、“BMV”の最たるバランサーであるベリンガムが負傷…約1カ月の戦線離脱に | ラ・リーガ
レアル・マドリーは23日、MFジュード・ベリンガムが負傷したことを報告した ベリンガムは23日の練習中に右足の足底筋を負傷。スペインメディアによれば、約1カ月の戦線離脱を強いられるようだ。 ベリンガムはこの負傷によって25日のラ・リーガ第2節バジャドリー戦(ホーム)、29日の第3節ラス・パルマス戦(アウェー)、9月1日の第4節ベティス戦(ホーム)を欠場することに。チームはその後インターナショナルウィークを挟んで、15日に第5節レアル・ソシエダ戦(アウェー)を迎えるが、イングランド代表MFはこの期間の練習復帰が期待される。 レアル・マドリードはベリンガムのほか、MFエドゥアルド・カマヴィンガ、DFダヴィド・アラバも負傷離脱中。カルロ・アンチェロッティ監督は2日後に行われるバジャドリー戦、ベリンガムの代わりにMFルカ・モドリッチかMFアルダ・ギュレルを左インサイドハーフとして起用することが予想されている。 ベリンガムは今季FWキリアン・エンバペが加入したレアル・マドリードで、同選手とFWヴィニシウス・ジュニオールとともに“MBV”トリオの一角を担う。ただ3選手は第1節マジョルカ戦(1-1)で全員のプレーポジションが左サイドに傾き、さらに守備意識の欠如が指摘されるなど少なからず問題を露呈した。 その中でベリンガムは中盤の選手として守備にも奔走し、ハーフタイムにはエンバペとヴィニシウスに「ちゃんと攻撃を終わらせないと反撃を食らう。しっかりプレーを終わらせてくれ」と語るなど、“MBV”のバランサーとして機能していた。同トリオを輝かせたいレアル・マドリードにとっては、手痛い離脱となってしまった