カブス・鈴木誠也、5戦連続安打で3年目シーズン終了 2年連続20本塁打、ナ・リーグ10傑の打率.283&OPS.848マーク
● カブス 0-3 レッズ ○ <現地時間9月29日 リグリー・フィールド> シカゴ・カブスが延長戦の末に今季最終戦に敗戦。鈴木誠也外野手(30)は「3番・指名打者」でフル出場し、5試合連続安打、16試合連続出塁でMLB3年目のシーズンを終えた。 レッズ先発は今季2本塁打を放っている得意の右腕グリーン。初回の第1打席は三ゴロに倒れるも、4回表の第2打席でフルカウントからの外角高めフォーシームを弾き返して中前安打。鈴木の先頭出塁から無死一、二塁の好機を作ったが、カブスは無得点に終わった。 その後、両軍無得点のまま延長タイブレークに突入すると、カブスは10回表に6番手イーサン・ロバーツが3失点。10回裏、二死三塁で第5打席を迎えた鈴木は四球を選んで後続に繋ぐも、最後はマイケル・ブッシュが左飛に倒れて敗戦。10度の得点圏でノーヒットに終わり、完封負けを喫した。 この試合の鈴木は4打数1安打、1四球という内容。4月中旬から右腹斜筋痛で約1ヶ月負傷者リストに入ったが、最終的には132試合に出場して打率.283、21本塁打、73打点、16盗塁、OPS.848をマーク。打率はナショナル・リーグ9位、OPSは同8位でともにチームトップの好成績だった。 カブスは83勝79敗、勝率.512で今季全日程を終了。昨季に続いてシーズン勝ち越しを収めたが、4年連続でプレーオフ進出を逃す結果となった。
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