関電が金品受領で再び会見(全文4)激しい恫喝で半身不随になる対応者も
最終決定権者に提供ラッシュをしていたのでは?
朝日新聞:すいません、最後の1点です。今回1億円の受領はすでに報道されているように、鈴木常務と、豊松副社長なんですけれども、鈴木さんはいわゆるナンバー2、現地のですね。豊松さんはトップだったわけですけれども、つまり決裁する最高責任者に過度に集中していたという構図だと思うんですけれども、森山さんの意図として、結果的に原子力事業の最終決定権者、現地の、に、人を選んで過剰な提供ラッシュをしていたというご認識は間違いないんでしょうか。 岩根:過去ずっとさかのぼっておりませんので、過去とのトレンドは今、分かりかねますが、やはりかなり上位職に接近をしてたというふうな認識はいたしております。 司会:すいません、よろしいでしょうか。たくさんおられますので、どうか協力をお願いします。どうぞ。
森山氏は具体的にどういった有力者なのか
NHK:NHKの【ハヤシ 01:07:59】と申します。会長と社長双方にお伺いしたいんですけれども、先ほど会長の言葉の中にも森山さんが地元の有力者であり、大きな影響力を持っている方だと。だからこそこういった対応が必要だったというご説明をされたと思うんですけれども、この経歴を見る限り、確かに例えば役所に勤められていたり、議員さんへの、関係者であったりとか、企業に影響力を持っている方っていうのは分かるんですけれども、そういった方っていうのは地元にはもちろんほかにもたくさんいると思うんですよ。その中であえてこの方がここまでの対応をしなければいけないっていうのは、具体的にこの方がどういった有力者であり、またどういった影響力を地元に持ってたという認識の下にこのような対応になったんでしょうか。 岩根:やはりこれはもう一度、過去も含めて、7年前の過去も含めて検証する必要がありますが、やはり、なんて言うか、非常に恫喝をされる方で、われわれの担当のほうに非常に厳しい恫喝がされるということが、おそらくこの7年前からもう続いてたというふうに考えてございます。そうした中でやはり森山氏を特別な扱いをする必要があるというふうな、特に原子力のいろんなことをするときに森山氏に反対されるとなかなかうまくいかないといったことを恐れて、森山氏の言動にも恐れて、森山氏と深い関係になってきたのではないかと思いますが、これは少し推察のところもありますので、さらによく調べてまいりたいと思っております。前任者からのおそらく引き継ぎという形で続いてきているのではないかと思っております。