「トレンチコート」が再び街にやって来た!
【選びの条件01】 ひざ下丈
シルエットはトレンチ本来のオーバーコートサイズで、着丈も長めのひざ下丈を。なんならひざ下10㎝くらいのロング丈が気分なのです。
【選びの条件02】 色は伝統のカーキ系
色もベーシックなカーキ系が気分。製品によってはベージュやトープと分類されるものもありますが、要は、これぞトレンチ! とひと目でわかる色味です。
【選びの条件03】 パーツを省いていない
バックル付きのベルトやエポーレットやガンパッチ、チンストラップなどトレンチ特有のパーツやディテールを省かず備えた本格派が◎。
【基本のこなし方】 王道トレンチにはちょいミリブーツを合わせて、いまどきの“盛り感”をプラス
“盛り”感のある王道トレンチコートのこなしは、足元にボリューム感をもたせると好バランス。とはいえ、ワークブーツではタフすぎる。ですので、ゴツいソールや編み上げスタイルにほんのりミリタリーが薫るドレスブーツを選ぶのです。
アクアスキュータムの代名詞であると同時にトレンチコート自体を象徴するアイコンモデル『キングスウェイ』。素材はブランド名の由来でもある高撥水コットン100%ギャバジン。着込むほどなじむ伝統の英国製です。 コート24万2000円/アクアスキュータム、靴21万1200円/ジョンロブ、パンツ2万9700円/ビームスF、サングラス4万8400円/アイヴァン、スカーフ1万9250円/シップス バイ アート
トレンチコートのこなしにおいて考えるべきは、足元にちょいミリブーツを合わせることだけ。インナーはシンプルにニット一枚でOK。これも要素の多いトレンチならでは。つまりはトレンチって、元祖“楽してモテる”アイテムなんです。 2024年12月号より ※掲載商品はすべて税込み価格です 写真/人物・菅原麻理、静物・蜂谷哲実(hachiya studio) スタイリング/四方章敬 ヘアメイク/KIYO IGARASHI(SIGNO) 文/竹内虎之介(シティライツ) 編集/市村広平(LEON)