障がいを持つ兄弟の絆 「病気について多くの人に知ってほしい」父親の思いに迫る
多くの人に知ってもらいたい
ーmasa19870418さんは障がい児の子育てについて発信していますが、どういった思いで発信をはじめたのでしょうか? 最初は大した理由もなく、ただなんとなく始めました。それから段々とうちの子たちを知ってもらおう、うちの子たちを見て少しでも明るい気持ちになってもらえたら良いな、と思って続けています。 あとは友波の障がいである”小児交互性片麻痺”は、まだ医師にもあまり知られていないので、1人でも多くの方に知ってもらえるようにです。 ーmasa19870418さんが2人を育てるうえで大変なことを教えてください。 2人とも知的が年齢以下なので、ひとつのことをするのに時間がかかったり、同じことの繰り返しが辛いですね。友波に関しては体の成長もかなり遅いので、今後どうなるんだろう?っていう不安もあります。 ーmasa19870418さんがお子さんを育てるうえで大切にしていることを教えてください。 どうしても健常者と比べるとできないことが多いので、できないだろうと決めつけるのではなく、やりたいという気持ちをなるべく尊重して、できることはやらせてできないことは一緒にやったりといろいろ経験させたいと思っています。
元気をあげられる人に
ーmasa19870418さんは侑万さんと友波さんにどのような人になってほしいと思いますか? 明るく笑顔で、皆に元気をあげられる人になってほしいです。 ー投稿では侑万さんに対し、「かっこいい」「素敵」というコメントが寄せられていますが、どのように思いますか? とても嬉しいです。侑万の良いところをたくさんの方に見ていただけることができてよかったです。 ー活動を通してどのような人にどのようなことを伝えていきたいですか? 障がい児を育てるってやっぱり大変だと思います。健常児の子育ても大変だと思いますが、それ以上に気遣ったりやることも増えるし、悩むことも多いです。 周りの人の軽率な言葉で心を痛めたりすることもあると思います。そんな時に我が家のことを見てもらって「ちゃんとここに仲間がいるよ!」「一人じゃないよ!」「一緒に楽しもうよ!」って伝えたいですね。 侑万さんと友波さんの姿を見て、励まされたという人も多いのではないでしょうか。子育ては大変なことも多いですが、同じように頑張っている人がいると思うと頑張れますよね。
ほ・とせなNEWS編集部