【痩せる食べ合わせ3選】代謝を上げる“神食材コンビ”は?
なにかと美味しいものに恵まれてついつい食べすぎちゃう。スリムなボディを維持するのは、とにかく大変。そんな誰もが抱える体型維持のお悩みを、食べ物の組み合わせだけで解決! 〈画像で見る〉ダイエットにもなる【痩せる食べ合わせ】イッキ見
教えてくれたのは…吉谷佳代さん
管理栄養士/公認スポーツ栄養士 2001年徳島大学医学部栄養学科卒業後、食品メーカーへ入社。健康食品開発や、スポーツサプリメントの研究開発に従事。その傍ら、管理栄養士、スポーツ栄養士として多くのアスリートへの栄養指導、食育イベントに携わる。
タンパク質の分解を促進して、ぐんぐん代謝アップ
食べ物を食べることはエネルギーを摂取することですが、同時に身体から熱を発生し、エネルギーの消費も行われています。これを食事誘発性熱産生(DIT)といいます。タンパク質は、このDITが高く、高タンパク質の食事は代謝が高くなると言われています。また、タンパク質は筋肉の材料にもなるため、しっかりと筋肉づくりを行うことで代謝の高い体になります。
“神”エネルギー源!【マグロ×ゴマ】
秋から冬に旬を迎えるマグロは、摂取すると代謝がぐんと上がるタンパク質が豊富なだけでなく、ダイエット中は避けたい脂質は少ないという“痩せ食材”。筋肉中のアミノ酸のうち約40%を占めているといわれ、筋肉の運動中のエネルギー源としても利用されるBCAAが多く含まれているため、運動をする人にもおすすめです。そんなマグロとタンパク質分解を促すビタミンB6がたっぷりのゴマを一緒に食べると、より効率のよい代謝アップが期待できます。ビタミンB6は、ニンニクにもたくさん含まれているので、マグロ×ニンニクという組み合わせも◎。 〈メニューの一例〉 ・マグロの漬けに卵黄とゴマをプラス ・マグロのガーリックソテー
体中に栄養が巡る!【タンパク質×牡蠣】
代謝アップにつながるタンパク質とエネルギー代謝のサポートをするビタミンB群を豊富に含んでいる牡蠣の組み合わせもおすすめ。牡蠣には鉄分もたっぷり! 体内の鉄分が増えることで赤血球の数が増えれば、体中に栄養が巡るようになり、熱量がアップして代謝が上がり、Wのスリム効果を望めるでしょう。 〈メニューの一例〉 ・鶏肉と牡蠣のチゲ ・牡蠣の豚肉巻き
効率よくエネルギー変換!【肉料理×リンゴ】
リンゴにはたんぱく質分解酵素(プロテアーゼ)と、クエン酸やリンゴ酸といったエネルギー代謝回路を回す成分が含まれています。これらの成分は、食べたものをエネルギーに変えるために必要なもの。お肉を食べるときにリンゴを合わせるのは効率的にエネルギーに変換でき、さらには消化を助けて代謝アップにもつながるため、ダイエットにもってこいのコンビ。 〈メニューの一例〉 ・焼き肉のたれにすりおろしリンゴをプラスする ・すりおろしリンゴで甘味をプラスした照り焼きチキン 取材・文/金子優子 Edited by 宮ノ原 幸佑
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