足臭オジサンに告ぐ! 梅雨の革靴は雑菌の温床、いや楽園…。ネガ確変フィーバーから脱却せよ
手持ちのサーキュレーターや扇風機で風通しをよくして、雑菌が増殖し始める5時間以内に乾かすことができれば完璧です。 しっかりと乾いたら素材に合わせて、木製のシューツリーやシューキーパー、乾燥剤、新聞紙、重曹、使用済みの使い捨てカイロや麦茶パック、10円玉、コロナ禍で買い溜めたものの余ったアルコールスプレーなどなど、各自の経験に基づいた消臭グッズで仕上げるとしましょう。
そして最後のポイントは、必ずローテーションで履くこと。
まぁ、スーツと同じです。1度履いたシューズは最低2日は休ませるのが基本であり、3足以上備えていればルーティーンがしっかり組めます。ミニマリストなら2足まで絞りたいところでしょうが、これはニオイ対策だけでなくシューズの寿命を伸ばすことにも繋がり、コスパにも影響するので この機会に再検討してみてください。
この3つのポイント以外にも、消臭効果のあるシルクコットンソックスや有酸素運動による汗腺トレーニングなど、いくつも対策はありますが、足クサの主な要因にしばしば挙がる水虫にも要注意です。
五月病対策でサウナを覚えたフレッシュマンは、気づかない内に足拭きマットから白癬菌(カビ)をお持ち帰りしている可能性が高いので、この場合は殺菌・消臭効果のある足洗いソープなどを用いた対策を!
ちなみに、一番やってはいけない行為は、まだ“濡れている”状態のシューズに香り付き消臭スプレーをかけ、そのまますぐに履いて仕事に向かうこと。
もちろん、一時的にニオイを抑えることはできますが、湿度が担保され乾燥時間も余計にかかってしまうため、除菌効果タイプであったとしても本来の効果が見込めず、菌の繁殖を抑えにくい状況になり、負のループへと陥ります。
以上、これで足クサ問題は解決しましたが、夕方以降に着替えず汗臭い状態で後輩を飲みに誘うのも禁止です。夜、外食するならシャツくらいちゃんと着替えてくださいね。例え、1人ラーメンであったとしても隣に座られた日にゃ、味集中どころじゃありません。だって、汗クサのクロスカウンターは避けようがないんですから。
TEXT:FORZA STYLE