足臭オジサンに告ぐ! 梅雨の革靴は雑菌の温床、いや楽園…。ネガ確変フィーバーから脱却せよ
雨に濡れた革靴は仲間の顔だけでなく、あなたの評価も曇らせます
玄関まで迎えに来てくれた我が子から『パパ、あしくちゃい』と言われて、子供の正直さに涙する。 靴の匂い対策「夏の鉄則3箇条」とは?
きっと奥さんも気になっていたけれども、必死で働いている証拠・勲章だと思うことで黙認してくれていたんだろう。確かに俺の靴は年季が入っていて ちょっと臭う。もちろん買い換えも検討しているが、近年革靴の価格高騰は とどまる事を知らない。 しかし、このままじゃ座敷のお店に入ることさえ億劫になるし、家族、仲間、部下からのリスペクトもなくなってしまう。なにより、足クサで行動範囲が狭まるのなんて男として情けない。しかも、先日梅雨入りが発表されて、この問題は雪だるま式に大きくなる一方だ。 そこで、ここはオジサンだけでなくオバサン、老若男女誰しもが抱える問題だと切り替えてアフターケアに力を入れるとしましょう。 さて、靴由来の足クッサに関しては、大まかに分けて3つのポイントを押さえれば、ある程度状況を改善することは可能です。
まずは、乾拭き。
とにかくこの作業を行っていない人が多い印象です。シューズは靴下のように毎度洗えないので、乾かすことが最も重要となります。 そもそも、足のニオイが気になる理由は、汗の出口である汗腺が多く、さらには靴という密閉された空間により、湿気が常にある状況で雑菌が繁殖してしまうため。だからこそ、乾拭きがキモとなります。 続いて、乾燥。
天然皮革は“人肌のように呼吸している”と称されますが、これは通気性というよりかは吸湿性と放湿性に特化していると言えます。(空気の通り道を確保する性能ではなく)湿気のコントロールこそ優れていますが、梅雨時期ともなると水分を吸って放出するペースが追いつかず、風通しの悪い玄関に置くだけで乾くことはまずありません。 なにせ、靴を丸1日履き続けるとコップ1杯分の汗(両足で200ml)をかくのですから。
そこで、乾拭き後は新聞紙やキッチンペーパー、通販などで商品を包んだ包装紙などを中に詰め、湿気を吸収させましょう。巷にはツノみたいな形をしたシュードライヤーなる家電もありますが、天然皮革は熱に弱いので避けた方が良さそう。直射日光を避け、室内で陰干し。