7月に松山城の城山で発生した土砂崩れ。被災したマンションの住民が、一刻も早い説明会の開催を市に求めました。 申し入れを行ったのは、土砂崩れ現場のふもとにある松山市緑町のマンションの住民14人です。 このマンションでは窓ガラスが割れるなど複数の部屋が被災していて、マンションの管理組合では住民向けの説明会などを求める要望書を先月、市に提出していました。 これに対し市は「原因が特定されておらず、説明会の開催は困難」などとする考えを明らかにしています。 きょうの申し入れで住民からは「安全対策工事の内容について一切説明がない」「野志市長が出席して、住民と対話してほしい」といった声が出ていました。 マンション管理組合 松村崇史理事長： 「市の動きが全然見えてこないので、市の謝罪なり説明なりをとにかくしてくれと」 市は住民説明会を開催するか、今週中をめどに回答するとしています。