「強過ぎる!」日本代表がイラン相手に3-0のストレート勝ち! “快勝劇”に海外メディアも賛辞【男子バレー】
バレーボールのネーションズリーグ(VNL)は6月4日、男子1次リーグ第2週福岡大会が開幕した。現在世界ランク4位の日本は、アジア最大のライバルであるイラン(同16位)と対戦し、セットカウント3-0(25-23、25-22、25-17)で勝利した。 【動画】強いぜ!男子バレー日本代表がイランにストレート勝ち! ブラジル大会でメンバーを外れていた石川祐希、髙橋藍も今大会から代表に合流してフルメンバーで臨んだ一戦は、第1セットで小野寺太志の速攻、髙橋のアタックも冴えわたった。石川がブロックで得点し、西田有志やサウスポーの宮浦健人も得点。24-23まで追いつめられたが、最後は髙橋が押し込んで25-23でこのセットを奪った。 第2セットは序盤から点の取り合いで途中からリードを許す展開になった。しかし、10-10から西田のブロックで11-10とすると、その後13-14の場面で、髙橋のスパイクがアウトの判定となったが、ワンタッチがあったとしてビデオ判定を要求。しかし、イラン側が自己申告でタッチがあったことを認めるという展開になった。その後は日本が4連続得点でリードを奪い、25-22で連取した。 第3セットも石川が強烈なバックアタックを連発するなど勢いは止まらず、25-17でこのセットも奪い、ストレート勝ちを収めた。 日本の快勝劇に、スイスのバレーボール専門メディア『Volleyball World』はXで「日本はイランに対して強過ぎる! 大陸のライバル同士の対決は日本が3-0で勝利し、その強さを証明した。また、ユウキとランの復帰も歓迎したい!」と称え、石川と髙橋が日本代表に戻ってきたことを歓迎していた。 日本はその石川と髙橋、西田の3人が14得点を挙げて勝利に貢献。パリ五輪の出場を確定させているとはいえ、今大会の結果はパリ五輪の組み合わせに影響する重要な大会となっている。 52年ぶりとなるメダル獲得を目指すパリ五輪へ向け、弾みをつける大会にしたい日本。次戦は5日にドイツと対戦する。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]