トランプ氏、プーチン氏との会談を調整中「彼が会いたがっている」
【AFP=時事】ドナルド・トランプ次期米大統領は9日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の希望を受けて、同氏との会談を調整中だと明らかにした。 【写真】メローニ伊首相、マスク氏を擁護「内政干渉しているのはソロス氏ら左翼」 就任を20日に控える中での発表は、ロシアが2022年2月に全面侵攻を開始したウクライナに平和をもたらすという選挙運動中の公約を受けたものだ。 トランプ氏はフロリダ州パームビーチの私邸「マーアーラゴ」で開いた共和党の州知事らとの会合で、「彼(プーチン氏)が会談を希望しているため、その準備をしている」と発表。 「プーチン大統領が会いたがっている。公言さえしている。私たちは共にあの戦争を、あの惨事を終わらせなければならない」と続けた。 トランプ氏はウクライナ紛争の停戦や和平について具体的な提案をしたことは一度もなく、米国のウクライナに対する巨額の軍事支援をしばしば批判している。 トランプ氏はウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領をしばしば「セールスマン」とやゆする一方、プーチン氏を批判することはめったになく、時には称賛さえして米政府関係者を驚かせている。【翻訳編集】 AFPBB News