「ランボルギーニ テメラリオ」発表。3モーター+V8のハイパフォーマンスPHEV
次のステップはブランド初の完全EVモデル
アンベールに際して、アウトモビリ・ランボルギーニ のステファン・ヴィンケルマンCEOは次のように語った。 「ランボルギーニの新型車はすべて、性能面で先行車を凌ぐと同時に、排出ガスの観点からはより持続可能でなければなりません。テルメリオは、電動化への道となるコル・タウリ計画における重要な章を締めくくるものです。また、私たちは完全ハイブリッド車を提供する最初のラグジュアリーカー・ブランドとなります」 コル・タウリ計画における最後のピースはブランド初のEVモデルだ。その登場は、2026年以降に予定されている。最大のライバルであるフェラーリもほぼ同時期にEVの投入を予定しているようだ。とは言え、欧州や北米ではEVシフトの停滞も囁かれている。果たしてハイパースポーツカーの未来はどうなるのか。興味は尽きない。 【主要諸元 ランボルギーニ テメラリオ】 ・ボディサイズ:全長4706×全幅1996※×全高1201mm ※サイドミラーを除く数値 ・ホイールベース:2658mm ・車両重量:1690kg ・駆動方式:AWD ・搭載エンジン:L411型V8ツインターボ ・エンジン排気量:3995cc ・エンジン最高出力:800ps/9000-9750rpm ・エンジン最大トルク:730Nm/4000-7000rpm ・システム最高出力:920ps ・駆動用モーター:前2基(e-axel)/後1基 ・バッテリー種類/容量:リチウムイオン/3.8kWh ・トランスミッション:8速DCT ・ブレーキ:前カーボンセラミックディスク+10ピストンキャリパー 後カーボンセラミックディスク+4ピストン ・タイヤサイズ:前255/35ZR20 後325/30ZR21 ・最高速:343km/h ・0→100km/h加速:2.7秒