北九州市の人口 60年ぶり「社会増」 去年は492人転入超過 IT関連企業進出や子育て支援策が要因か
福岡県北九州市の人口が60年ぶりに転入が転出を上回る「社会増」に転じ、去年は492人の転入超過となったことが分かりました。 人口の社会増減は転入者と転出者の数の差を示すもので、北九州市では1965年以降、転出超過が続いてきましたが、市の関係者によりますと去年は492人の転入超過となり、60年ぶりに「社会増」に転じました。 若い世代を中心に日本人の転出入が大幅に改善したこと、さらに、子育て世帯の転入が増えていることなどが大きな要因だということです。 背景には、IT関連企業の進出が過去最多のペースで進んでいることに加え、若手起業家のサポートや子育て支援といった定住促進策に力を入れてきたことがあると見られます。 北九州市は、60年ぶりの社会増をさらなる成長につなげたい考えです。
テレビ西日本