「税金払ったのに督促状が…」阿蘇市の元職員が総額52万8000円の税金着服 市が謝罪会見 熊本
熊本放送
熊本県の阿蘇市はすでに退職した職員が、市民が収めた税金を着服していたとして謝罪会見を開きました。 【写真を見る】阿蘇市の謝罪会見/公金着服についての資料 阿蘇市 佐藤義興市長「大変申し訳ありませんでした」 公金を着服していたのは阿蘇市波野(なみの)支所に勤務していた54歳の元男性職員です。 阿蘇市によりますと元職員は今年5月~9月にかけて市民が窓口に納めにきた固定資産税などの税金を、17回に渡り総額52万8000円を着服していたということです。 元職員は着服発覚前の9月末に一身上の都合を理由に退職していましたが、その後、市民から「税金を納めたにも関わらず督促状がきた」と問い合わせがあり、調査したところ元職員の着服が発覚したということです。 元職員は着服を認め全額を弁済し、阿蘇市は被害に遭った市民17人に直接謝罪したということです。 市は今後、警察に被害届けを出し再発防止策に取り組むとしています。
熊本放送