異例の超短期決戦 衆院選へ準備追われる選管
沖縄テレビ
自民党の石破総裁は30日、衆議院を早期に解散する方針を示しました。 衆院選までの日程想定される日程は来週9日に衆議院を解散、15日に公示し27日の投開票です。 投開票日まで既に1か月を切る衆院選、各地の選挙管理委員会も対応に追われています。 Q新政権に期待することは… 那覇市の男性: 「新しい政権の方には住みやすい沖縄にしてほしいと思います。経済面が特に良くなってほしいなと思います」 糸満市の男性: 「沖縄の振興それから平和行政隣国との友好的な外交、(そのような)政策に立ち返ってほしいなと思います」 Q27日の解散総選挙について 糸満市の男性: 「これは手のひら返しだね。政治の世界ですから言ったことは守ってほしかったですね」 糸満市の女性: 「(選挙で)早く決めた方が良い早く国民がどう思っているか聞いた方がいい」 投票日まで1か月を切る異例の超短期決戦となる衆議院議員選挙、選挙の実務を取り仕切る市町村の選挙管理委員会は準備期間の短さに懸念の声が上がります。 ▽那覇市選管 本永亨事務局長: 「首里支所の方の期日前投票所あるいは当日投票所に関しては首里城祭との絡みがありまして準備で場所が使えないという事がありまして、急遽石嶺公民館との調整に入っているところです」 那覇市内では5つの小学校が投票日に運動会を予定していてこのうち、1校では体育館を使用するため投票場所を近隣の公民館に変更するとしています。 また、沖縄市では市内22か所の投票所の内11の小学校で運動会が予定されているほか期日前投票や開票所として使用していた会場はイベントでの使用されるなど難しい調整に追われています。 悩みの種はこれだけではありません。 ▽那覇市選管 本永亨事務局長: 「看板の設置であったりとか投票入場券であったりとかそういったものが間に合わせることができるかどうかまだ目途がついていないと」 公示の翌日から期日前投票が始まりますが15日の公示に間に合わせるにはおよそ2週間で入場券の印刷や郵送を完了しなければなりません。 ▽那覇市選管 本永亨事務局長: 「国民生活にですね関わる重要な選挙ですし今後の国の事を決める選挙ですので皆さんの思いや考えをですね。投票所に行かれて投票していただきたいなと」 県選管は運転免許証やマイナンバーカードで本人と確認できれば投票所の入場券がなくても投票は可能と説明しています。
沖縄テレビ