藤井誠暢が手がけたジェントルマン向けチーム『JBR』がポルシェ911 GT3カップでドバイ24時間参戦へ
12月23日、長年D'station RacingのマネージングディレクターとしてWEC世界耐久選手権やル・マン24時間でチーム運営を手がけてきたレーシングドライバーの藤井誠暢が立ち上げたチーム『JBR』が、2025年1月9~12日に開催されるミシュラン・ドバイ24時間レースに、ポルシェ911 GT3 カップで参戦すると発表した。 【ドバイ24時間に参戦するJBRのマシンカラーリング】 JBRは、レーシングドライバーとして活躍する一方、チームマネージメントも手がけている藤井が6月に立ち上げたジェントルマンドライバー向けのレーシングチーム。同じく藤井が手がける会員制ドライビングラボ『simdrive』のプログラムともリンクさせながら、SROジャパンカップにマクラーレン570S GT4を投入。さらに10月にはイタリアGT選手権にフェラーリ296 GT3で参戦するなど、活動を広げてきた。 1月9~12日に開催されるドバイ24時間は、欧米からも強豪チームが参戦するレースだが、そんな一戦に向けてJBRはポルシェ911 GT3 カップ(992)を投入。日本人およびイギリス人のジェントルマンドライバー計4名を中心に、リードドライバー兼コーチとして実績豊富な番場琢を新たに起用することになった。 また今回の参戦では、ドライビングラボ『simdrive』の海外初施設として、1月にドバイでプレオープンする『simdrive DUBAI』のロゴを掲出するほか、富士フイルムミドルイースト、Wayondなど現地企業からのサポートも得て挑む。 総エントリー66台と盛況で、992クラスは熾烈な戦いが予想されるクラスだが、JBRでは「レースを楽しみながら完走を目指します」としている。 ミシュラン・ドバイ24時間レース JBR 参戦体制 カーナンバー:990 チーム:JBR マシン:ポルシェ911 GT3カップ(992) クラス:992 AM [オートスポーツweb 2024年12月23日]