「カメ止め」の上田慎一郎監督、新作を「新しい名刺」に 「アングリースクワッド」公開
「僕は何でも自分でやらなくては気が済まず、現場では常に走り回っていたのですが、スタッフを信じ、任せるべきは任せないとだめなんですね」
「カメ止め」は無名の役者たちによる低予算の自主映画だったが、興行収入30億円をたたき出した。上田監督の「名刺」になったが、今は「呪縛にもなっている」と率直に語る。
「メジャーキャストによる1作目をこうやってやり遂げられて自信が生まれました。これを新しい名刺にしなくては」(石井健)
22日から全国公開。2時間。バリアフリー対応。
■上田慎一郎
うえだ・しんいちろう 昭和59年、滋賀県出身。平成30年に初の劇場用長編「カメラを止めるな!」が2館から350館へ上映拡大する異例の大ヒットを記録。長編はほかに「スペシャルアクターズ」「ポプラン」。共同監督作に「イソップの思うツボ」。