雪のスリップ事故に注意! 富山県警がマップ最新版公開
本格的な降雪シーズンが到来する中、富山県警は23日、車のスリップ事故が発生しやすいエリアを地図に示した「スリップ事故発生マップ」の最新版をホームページ(HP)で公開する。 マップは2022年に公開し、更新は2回目。今回は、2019年度から過去5年間の冬季(12月1日~翌3月31日)に起きたスリップ事故約5900件を反映した。 県全域を26のエリアに分け、朝や夕方など四つの時間帯別に作成した。追突や単独事故が多発した場所を赤色で示したほか、地域ごとに事故の傾向を紹介している。 朝(午前6~10時)の富山駅南エリアを見ると、富山駅前の交差点周辺や、双代町-県立中央病院の区間などで事故が多発している。 県警交通企画課の小川謙一交通総合対策室長は「日頃よく通る道でスリップ事故が多いのか確認し、安全運転につなげてほしい」と話している。