【天皇賞・秋】C・デムーロ、2年ぶり日本騎乗 初コンビのダノンベルーガに「中団から脚を伸ばす馬」といいイメージ
2年ぶりの日本に腕がなる。2022年のエリザベス女王杯をジェラルディーナで制するなどJRAで195勝(G1・4勝)を挙げるクリスチャン・デムーロ騎手(32)が2年ぶりに短期騎手免許を取得した。手続きのため、24日に栗東トレセンの事務所を訪れたフランスで活躍しているイタリア出身の名手は「本当にうれしいよ」と日本語で喜びを語った。 22年の来日時にはJRAで31勝の活躍をしながら、制裁点超過によって23年の来日ができなかった。ただ、23年にはエースインパクトで自身2回目の凱旋門賞制覇。24年も6月に落馬負傷による約1カ月の離脱がありながら、フランスリーディング4位の成績を残し、手綱さばきに磨きをかけて再び日本に乗り込んできた。 久々の日本での騎乗を前にC・デムーロは「今年は休んだこと以外は、スペシャルなシーズンだったし、体のコンディションはいいと思う」と自信。「いっぱい勝ちたいし、G1も勝ちたいね」と笑顔を見せる。 天皇賞・秋でコンビを組むのはダノンベルーガ。初コンビだが「海外でも対戦しているし、よく知っているよ。中団から脚を伸ばす馬ですね。いい結果がついてくると思う」といいイメージをつかんでいる。そのほかスワンSのアグリ、新馬戦で騎乗するアパパネの子どもアマキヒなど土、日曜ともに有力馬がずらり。いきなりの大暴れに注目だ。
中日スポーツ